二人の熊曾建(くまそたける)の征伐し、小碓命(おうすのみこと)は倭建命(やまとたけるのみこと)と名を改めました。 その後、大和に帰る途中出雲(島根県東部)にやって来て、その国に君臨し朝廷に従わない出雲建(いずもたける)を […]
「【古事記】中つ巻」の記事一覧(4 / 7ページ目)
【古事記】小碓命(おうすのみこと:倭建命(やまとたけるのみこと)の熊曾征伐
景行天皇(けいこうてんのう)の命令で、小碓命(おうすのみこと)は二人の熊曾建(くまそたける)の征伐に向かいました。 *熊曾建(くまそたける):熊曾は西の地を意味し、建は勇猛な者などの意味。 小碓命(おうすのみこと)は、長 […]
【古事記】大碓命(おおうすのみこと)と小碓命(おうすのみこと)
景行天皇(けいこうてんのう)は、三野国造(みののくにみやつこ)の祖である大根王(おおねこのみこ)の娘、兄比売(えひめ)と弟比売(おとひめ)と言う、とても美しい二人の嬢子(じょうし)がいるとお聞きになり、 御子の大碓命(お […]
【古事記】第十二代、景行天皇(けいこうてんのう)「后妃と御子」
垂仁天皇(すいにんてんのう)と氷羽州比売命(ひばすひめのみこと:比婆須比売命)の間に生まれた、第三皇子の大帯日子淤斯呂和気命(おおたらしひこのみこと)は、 纒向(まきむく)の日代宮(ひしろのみや:奈良県桜井市穴師)で天下 […]
【古事記】常世国の時じくの香(かく)の木の実
またある時、垂仁天皇(すいにんてんのう)は、三宅連(みやけのむらじ:新羅(しらぎ)系の渡来(帰化)氏族)らの祖である、 多遅摩毛理(たじまもり)を常世国(とこよのくに:海の彼方の異世界)に御差遣いになり、非時香木実(とき […]
【古事記】円野比売(まとのひめ)の死
垂仁天皇(すいにんてんのう)は、最初の后の沙本毘売命(さほびめのみこと)の遺言の通り、旦波比古多多須美知宇斯王(たにはのひこたたすみちのしのみこ)の娘たち、 比婆須比売命(ひばすひめのみこと)と弟比売命(おとひめみこと) […]
【古事記】口きかぬ本牟田智和気王(ほむちわけのみこ)後編
垂仁天皇(すいにんてんのう)は、曙立王(あけたつのみこ)に誓約(うけい)をさせ、その後、曙立王(あけたつのみこ)と共に兎上王(うなかみのみこ)を天皇の御子である本牟田智和気王(ほむちわけのみこ)に従わせ御差し遣えになりま […]
【古事記】口きかぬ本牟田智和気王(ほむちわけのみこ)前編
垂仁天皇(すいにんてんのう)は、沙本毘売(さほびめ)から託された本牟田智和気王(ほむちわけのみこ)を甲斐甲斐しく御育てになられました。 ある時は、御子を連れ尾張(愛知県西部)の相津(所在未詳)にある、二股杉(二股に分かれ […]