大国主神(おおくにぬしのか)が出雲の御大之岬(みほのみさき:美保崎(島根県松江市美保関町の地蔵崎)に行かれた時、 海の彼方から天之羅摩船(あめのかがみのふね;ガガイモの実をくり抜いた小さな船)に乗って、鵝(かり:蛾)の皮 […]
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【古事記】大国主神の国作り~八千矛神の妻問い・後編「須勢理比売との愛の歌(神語り)」
大国主神は高志国(こしのくに:北陸地方)の沼河比売(ぬなかわひめ)に求婚しに行くなど恋多き神様で、そんな大国主神に正妻である須勢理比売(すせりびめ)は、悲しい思いをも、嫉妬もしておりました。 夫である大国主神は、出雲から […]
【古事記】大国主神の国作り~八千矛神の妻問い物語・前編「沼河比売との愛の歌(神語り)」
大国主神(おおくにぬしのかみ)となり出雲の国をお作りになり、須佐之男命との約束通り須勢理比売(すせりびめ:須佐之男命の娘)を正妻としご結婚されましたが、大国主神には八上比売(やがみひめ)という妻がすでにいらっしゃいます。 […]
【古事記】大国主神の国作り~根の国訪問「須勢理比売との出会い」
大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)は大屋毘古神(おおやびこのかみ)の言うとおり、須佐之男命(すさのおのみこと)のいらっしゃる、根之堅州国(ねのかたすくに)に向かいました。 そして、根之堅州国(ねのかたすくに)にやってくると、 […]
【古事記】大国主神の国作り~八十神による迫害~
八上比売(やがみひめ)と大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)は、ご結婚なさることとなったのですが、兄弟である八十神はそれに納得いかず怒り、話し合って大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)を殺すことに決めたのです。 そして、八十神は伯伎 […]
【古事記】大国主神の国作り~因幡の素兎
大国主神には多くの兄弟の八十神(やそがみ:多くの神達)がおりましたが、皆、国を大国主神に任せていました。なぜ、そうなったのかは次のような理由があったからです。 大国主神がまだ大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)と […]
【古事記】天照大御神と須佐之男命~八俣遠呂地大蛇「須佐之男命のお手柄」
その後、追放された須佐之男命(すさのおのみこと)は、出雲の国(島根県)の肥の河上(斐伊川:ひいがわ上流)の鳥髪(とりかみ)という所に降り立たれました。 須佐之男命(すさのおのみこと)はお腹を空かせていたところ、この川の上 […]
【古事記】天照大御神と須佐之男命~大気都比売神の死と「五穀の起源」
こうして高天原を追放された須佐之男命(すさのおのみこと)は、大気都比売神(おおげつひめのかみ:「神生み」で伊耶那岐神(いざなぎのかみ)と伊耶那美神(いざなみのかみ)から生まれた神)に食べ物を乞いました。 すると大気都比売 […]