水歯別命(みづはわけのきみ:反正天皇(はんぜいてんのう))の弟の男浅津間若子宿禰命(おあさつまわくごのぬくねのみこと)は、 遠飛鳥宮(つうつあすかのみや:奈良県明日香村飛鳥)で天下を治め、第十九代、允恭天皇(いんぎょうて […]
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【古事記】第十八代、反正天皇(はんぜいてんのう)
履中天皇(りちゅうてんのう)の弟の水歯別命(みづはわけのきみ)は、多治比(たじひ)の柴垣宮で天下を治め、第十八代、反正天皇(はんぜいてんのう)となりました。 この天皇の御身(身長)の丈は、九尺二寸半(約1.8m)で、御歯 […]
【古事記】曾婆訶理(そばかり)の死と兄弟の語り合い
墨江中王(すみのえのなかつみこ)を殺させた後、水歯別命(みづはわけのきみ)は曾婆訶理(そばかり)を率いて大和の方へ上り進みました。 大阪の山の麓(ふもと)に着いた時、水歯別命(みづはわけのきみ)はこのように考えていました […]
【古事記】水歯別命(みづはわけのきみ)と曾婆訶理(そばかり)
そして、履中天皇(りちゅうてんおう)は、大阪の山の麓(ふもと)までやってきた時、一人の女に出会いました。 すると、その女は、 「武器を持った大勢の人達がこの山を塞いでおります。当岐麻道(たぎまじ)から迂回して進んで行った […]
【古事記】第十七代、履中天皇(りちゅうてんおう)「墨江中王の反逆」
仁徳天皇の御子の伊耶本若気王(いざほわけのみこ)は、伊波礼(いわれ)の若桜の宮(奈良県桜井市池之内)で天下を治め、第十七代、履中天皇(りちゅうてんおう)となりました。 この天皇が、葛城の曾都毘古(そつびこ)の子の葦田宿禰 […]
【古事記】枯野(からの)という船
また、仁徳天皇(にんとくてんのう)の御世(時代)に、免寸河(とのきがわ:所在未詳)の西に、一本の高い樹がありました。 その樹の影は、朝日に当たれば淡道島(あわじしま:淡路島)にまで届き(伸び)、夕日が当たれば高安山(たか […]
【古事記】雁(かり)の卵(こ)
ある時、天皇が豊楽(とよのあかり:御宴)を開こうと、日女島(ひめじま姫島:大阪府の姫島あたり)に行幸(ぎょうこう:天皇が目的地に外出すること)なさった時、その島で雁(かり:ガン(カモ科の水鳥))が卵を生みました。 そこで […]
【古事記】速総別王(はやぶさわけのみこ)と女鳥王(めどりのみこ)
仁徳天皇(にんとくてんのう)は、弟の速総別王(はやぶさわけのみこ)を仲人として庶妹(ままいも:腹違いの妹)の女鳥王(めとりのみこ)に求婚しました。 すると女鳥王(めとりのみこ)は、速総別王(はやぶさわけのみこ)にこのよう […]